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〜品種特性・栽培要点〜
●主要特性
 「にじのきらめき」は、コシヒカリ熟期の良食味水稲粳品種である。高温登熟性、耐倒伏性に優れ、多収で縞葉枯病に抵抗性であるため、麦作地帯を含む地域において、特に大規模経営農家を対象に中食・外食向け品種としての普及が見込まれる。

1.「にじのきらめき」は、「西南136号(後の「なつほのか」)」を母とし、「北陸223号」を父として交雑した後代から育成された品種。
2.出穂期は「コシヒカリ」とほぼ同じで、成熟期は「コシヒカリ」より4日ほど遅く、育成地では"中生"に属する。稈長は「コシヒカリ」より25cmほど短く、穂数は「コシヒカリ」よりやや多い。耐倒伏性は"強"(表1)。
3.収量性は「コシヒカリ」より明らかに優り、標肥では15%、多肥では30%ほど多収である。玄米千粒重は「コシヒカリ」よりやや大きく、玄米品質は「コシヒカリ」より明らかに優れる。炊飯米の食味はコシヒカリ並みである(表1)。
4.いもち病真性抵抗性遺伝子は"Pia,Pii"と推定され、葉いもち圃場抵抗性は"中"、穂いもち圃場抵抗性は"やや強"である。白葉枯病抵抗性は"やや弱"、縞葉枯病には"抵抗性"、障害型耐冷性は"弱"、穂発芽性は"難"、高温登熟性は"やや強"である。(表1、表2)。
5.各府県における奨励品種決定調査では、標準品種に対して多収、良質の事例が多く、広域適応性があるものと考えられる(図1)。

●栽培適地、栽培の注意点
1.栽培適地は、東北南部、北陸および関東以西の地域である。関東地域以西で100ha程の作付けが計画されている。
2.耐倒伏性は強いが、極多肥条件では倒伏の可能性もあり、食味の低下も懸念されるため、地力に応じた適切な肥培管理を行う。
3.白葉枯病にやや弱いため、常発地での栽培には注意する。
4.障害型耐冷性が不十分であるため、冷害の起きやすい地域での作付けは避ける。


※注意事項※

●品種登録番号 第 29274 号
※この品種は種苗法に基づいて登録された品種であり、登録者の許可なく種子を増殖、販売、国外への持ち出しは禁止されています。

※領収書は原則お付け致しておりません。必要な方はご連絡頂ければ商品と同送または郵送にてお送りさせて頂きます。なお、「商品代引き」決済の場合、お支払い頂く際の受領書が正式な領収書となりますので、弊社からの発行は致しかねます。

※種子消毒処理・塩水選処理は施されておりません。

※万が一種子が原因とする結果不良の場合でも補償はお買い上げの代金の範囲内とさせていただきます。また、バカ苗、浮き籾に対する補償は致しかねます。ご注文をいただいた時点で、すべての注意事項にご了承いただいたものとさせていただきます。予めご了承のうえお買い求め願います。
  • 令和5年富山県産「にじのきらめき」 種もみ 100g

令和5年富山県産「にじのきらめき」 種もみ 100g

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